レントゲン画像の種類3つ
2022.10.20
こんにちは。歯科医師の隈本です。
もうすぐ10月も終わり、気温もかなり下がってきました。コロナだけではなく、インフルエンザも流行する季節になってきたので毎日の手洗いうがいを徹底して感染対策に努めましょう。
今回は医療の現場において様々な目的で利用されているレントゲンがテーマになっているので、歯科医院で使用しているものについて少し書いていきたいと思います。
まず、歯科医院で撮影しているレントゲンには代表的なもので①パノラマ、②デンタル、③CTがあります。それぞれ撮影する範囲や目的が異なりますので患者さんの状態に合わせて①から③を使用します。簡単に説明すると①パノラマは顎の関節から歯や骨など全体的な写真です。②デンタルは虫歯がどれくらい大きいのか、根っこの先に膿が溜まっていないかなどを確認する小さな写真です。③はより詳しく3次元的な位置関係を把握するための画像であり、親知らずの抜歯前などにもよく撮影されます。
歯科医院ではこの他にも患者さんの症状をお聞きしたり、実際にお口の中でしてライトを照らして他の歯との違いを確認したりしてレントゲン撮影した画像とともに原因や治療方法を決めていきます。
このように現在の状況を詳しく調べて、正確な治療を行うためには必要不可欠なものです。実際にレントゲン撮影した画像を見て説明してもらうこともあると思いますが、画像の見方については近隣の歯科医院で担当の先生に質問してみましょう。自分のお口の中の状態にもっと関心を持って、お口の中からもっと健康的になっていきましょう!!