偉大な麻酔に感謝する
2024.09.10
こんにちは、さこだ歯科の衛生士です。
常々思うのですが、歯医者で出るゴミの量ってすごいんです。
他の医科より、細々した器具や衛生用品エプロンなど,一つの診療が終わったらごっそりたくさん出ます。
また歯医者はめちゃくちゃ麻酔を使います。歯医者さんは麻酔を1日何ml打ってるのだろうと思います。
なので歯医者さんは麻酔を打つという事にめちゃくちゃ敷居が低いように思います。
私は自分が歯医者で麻酔を打たれたのはいつだろうと思い出してみると10年近く前に痛くないかどうか、実験台になったのと、そのあと前歯の治療をした時だと思います。
さらにその前はまた10年遡って親知らずを抜く時だったと思います。
自分にとっては歯科の麻酔は10年に一度の祭り事なので打つ前はドキドキしました。
打ってしまえば「ああこんなものか」と思うのですが、歯医者では毎日こういうドキドキを抱えて患者さんは横になっているのだと思うと私たちはもう少し麻酔に対して真摯に向き合わないといけないのかもしれません。
とはいえ日々の診療で麻酔の空になったアンプルが毎日ランボーシリーズ一作品でランボーが使った銃弾と同じくらいの数出てきます。
まあ、それだけ歯の痛みというのは強いという事ですね。
歯科とは関係ないのですが、数年前に胃カメラを飲んだ時に鎮静麻酔を勧められたのですが、せっかくの休みを鎮静からの覚醒のために2時間寝て失うのが嫌で麻酔なしで受けた事があります。
猛烈なえづきと苦しさ、涙と涎を垂らして最後までやりきりました。
先生は上手だと褒めてくれましたが、何が上手なのかわからなかったです。
そして去年も胃カメラを受ける事になり、素直に麻酔をしてもらいました。
「お薬が入りますねー」から3時間後に目覚めるまで全く意識がなく、なんの苦痛もありませんでした。
やっぱり麻酔は偉大です。
避けられる苦痛は避けるに越したことはないですね。
鹿児島市中央町 医療法人篤志会 さこだ歯科
歯科衛生士 藤井