初期虫歯に有効なキシリトールガム
2021.07.05
みなさん、こんにちは。
歯科衛生士の平田です。
今回は初期虫歯に有効なキシリトールガムのお話をしたいと思います。
虫歯とは、ミュータンス菌という虫歯菌が砂糖を栄養にして酸を出し、酸によって歯を溶かす事です。
虫歯が進行してしまうと治ることはないので治療が必要になりますが、初期の段階でしたら再石灰化といって虫歯になりかけの歯を治すことができます。
そこに有効なものがキシリトールガムになります。
キシリトールは虫歯菌の活動を弱め虫歯の原因となるプラーク(細菌の膜)を付着しずらくする働きと歯の再石灰化を促進し、歯の質を強くする働きがあります。
キシリトールガムには市販のものと歯科医院専用のものがあり、キシリトールの含有量が違います。
歯科医院専用のものはキシリトール含有量が100%で1日4粒〜8粒。20分程噛めばいいです。市販のものに比べると粒数も噛む回数も少なくすむので、有効的です。
歯ブラシの後、寝る前でもキシリトールガムを噛むと唾液の分泌を促進させ口臭予防にも繋がりますのでオススメです。
ぜひ、日常生活に歯ブラシの後キシリトールガムを噛む習慣をつけて虫歯予防に役立てましょう。
さこだ歯科にも歯科医院専用キシリトールガム ポスカを販売していますので、気になる方はスタッフにお声かけ下さい。