Blog

口の臭いが気になる方へ!

口臭 / 口臭検査 / 鹿児島,歯医者,さこだ歯科 / 2022.09.08

こんにちは!
鹿児島県鹿児島市さこだ歯科 歯科医師の柿沼です。

8月も終わり、少しだけ暑さも和らいできました。
少し外を歩いていると色んなお店でかき氷などが終わり、栗など秋の味覚の限定商品が出始めているのを見ていると、
もう今年も4ヶ月ないぐらいなんだな、としみじみと感じてしまいました……(笑)
ただ感情に浸るのもまだ早いな、とも思うので今年一年が良い一年だったと胸を張れるように様々な事にチャレンジしていきたいですね。

さて、タイトルにもあるように今日は口臭についてのお話をしようと思います。
まず口臭には、食品由来口臭、生理的口臭、病的口臭の3つの種類があります。
それぞれについて説明をしていきます!

①食品由来口臭はニンニクやワイン、コーヒーなど匂いの強い食品や飲料を摂取した際に発生するもので、こちらは時間が経てば次第に弱まっていきます。
ですが、気になる方は摂取を控えられた方が良いですね!

②生理的口臭とは起床時や緊張した時、また全身の病的な要因によって唾液の分泌量が減少しているときに発生する口臭の事です。
唾液には浄化作用があり、細菌の増殖を防ぐ役割があるため口臭を予防してくれているのです。
そのため唾液が減少していたり、口腔内に汚れが多く、環境が悪いと細菌が増殖してにおいが発生してしまうのです。
そのためしっかりと歯磨きをしたり、唾液が少ない方であれば唾液腺のマッサージをしたり、水分をよく摂るようにする事で弱まっていくので、
こちらの場合も基本的には治療は必要がありません。

③病的口臭とは身体に何らかの問題があって発生するものです。
その場合は一過性ではなく、ニオイ自体も強めのことが多く、病的口臭のほとんどは口中の問題ですが、別の病気が潜むこともあります。
例えばですが歯周病、虫歯により臭気が出てきたり、歯石といって歯垢が石灰化したものによって臭いが出てくることもあります。
また似たようなもので舌苔といって舌の表面を覆う白っぽい細菌などの固まりによる臭いもあります。
その他、義歯や詰め物のケア不足によってニオイや色が吸着してしまったり、詰め物がゆるんだり腐食したりすると、
そこに汚れがたまってニオイの元になることもあります!

その他全身のことについては、慢性鼻炎や蓄膿によってニオイを発したり、
鼻づまりによる口呼吸も口中の乾燥を招いて唾液が減少することで臭いが出てくることもあります。
そして肝機能が低下しているとアンモニア臭を発することがあったり、糖尿病によって甘酸っぱいようなニオイを発することもあります。
そのほかにも様々な原因、要因によって口臭が発生することがあります。
そして、そういったにおいがある時には口の中であったり何かしらの異変が体にある時もあるので、気になる時はぜひお気軽にご相談ください!

この原因を調べるためにさこだ歯科では口臭検査というものもあります。
こちらでは自分自身の口臭の程度を客観的に知ることが出来るので、もし気になる方がいらっしゃいましたらこちらもお気軽にご相談くださいね!

RELATED

関連記事

スタッフブログ記事一覧