口腔機能発達不全症
2025.04.15
みなさん、こんにちは。
歯科医師の秋田です。
まだ寒い日もありますがだんだんと春を感じるようになりましたね。ただ今年は花粉の飛散量がとても多く、私は毎日花粉症に悩まされています。この時期が一番辛いです。薬を飲んでも効かない日もあり、1日でも早くすぎることを願うばかりです。
さて今回のテーマは小児についてです。
その中でも口腔機能発達不全症についてお話ししようと思います。
口腔機能発達不全症とはなんでしょうか。原因として明らかな疾患がないにも関わらず「食べる機能」や「話す機能」、「その他の機能(呼吸など)」が十分に発達していないか、正常に機能を獲得できていない状態のことを言い、この状態だと歯科をはじめ専門的な支援が必要になります。
うまく食べたり飲み込んだりできない、うまく発音できない、口呼吸などの症状が挙げられますが、子ども自身自覚していない場合が多いです。そのため普段から保護者が子どもの口の中や周りを確認し、認識することや歯医者での定期的なチェックが大事になります。
大人になってから歯医者に行くのではなく、大人になった時のことを考えて、子どものうちからしっかりと歯医者に通うようにしましょう。また自分だけでなく子どものお口も気にかけてあげてください。
なにか気になることがあればいつでもご相談ください。
鹿児島市中央町 医療法人篤志会 さこだ歯科
歯科医師 秋田