口腔粘膜疾患について
2023.11.29
こんにちは。
歯科医師の新納です。
寒い日が多くなってきましたが、皆さん、いかがお過ごしですか?
寒くなって体調を崩しやすくなってくると、口内炎ができやすくなるという方もいらっしゃると思います。
今回は、口内炎ができる口腔粘膜の疾患についてお話させていただきます。
口腔粘膜疾患では、口腔内組織に白斑や水疱、潰瘍、腫瘤、色素沈着などができます。原因としては、物理・化学的な刺激や細菌・ウイルス感染、アレルギー性疾患、先天異常や発育異常、全身疾患によるものなどが考えられています。
また、口の中の粘膜に起こる炎症を総称して口内炎といいます。
様子をみてしばらくすれば治るものもありますが、場合によっては詳細な検査が必要なものもあります。
お口の中に「あれ、これなんだろう?」というものはありませんか?
口腔粘膜疾患の中には、痛みなどの症状がないものもあり、いつの間にかできていた、というものも少なくありません。
何かわからないものができているというのはかなりモヤモヤするものだと思います。
年末へ向けてお忙しいとは思いますが、モヤモヤした気分で年を越すのではなく、スッキリした気分で年を越せるよう、1度歯科医院へご相談されてはいかがでしょうか?
また、口腔粘膜の状態は日頃の歯磨きでは気づきにくいものです。
歯科医院の検診で口腔粘膜疾患が見つかるということもあります。
口腔粘膜疾患の早期発見のためにも定期的な歯科検診をオススメします。
鹿児島市中央町 医療法人篤志会 さこだ歯科
歯科医師 新納