こんにちは。歯科衛生士の田原です。
最近、少し涼しくなってきましたね(^^♪
もう9月になって、秋を感じる季節になりました(^^)/
また台風が近づいているみたいなので、気を付けてお過ごしくださいね(^^)/
今日のテーマは口臭についてです!
みなさん、口臭は気にしますか~?どんな時に気になるでしょうか?
口臭は誰にでもあるもので、一日の中でも強くなったり、弱くなったりと一定のサイクルがあります。
中でも、起床時の口臭は強くなるものです。
これはモーニングブレスといって、寝ている時に唾液の量が減り、口の中の細菌が増殖するために、口臭が発生してしまいます。
口臭の原因は、主にお口の中の舌苔やプラークなどの菌です。
口臭の分類は、明らかな口臭が認められる「真性口臭症」と、口臭を訴えるものの、社会的限度を超える口臭は認められない「仮性口臭症」とあります。
さらに、口臭が認められる「真性口臭症」の中には、「生理的口臭」と「病的口臭」のこの2つに分類されます。
起床時や空腹時、疲労時、緊張して口が乾いたときに感じる口臭、女性の生理時の口臭、加齢による口臭など、口臭を感じるときは様々ですが、
これらの口臭のことを「生理的口臭」といいます。
また、歯周病や、糖尿病などの全身の病気などによっておこる口臭もあり、これらは、「病的口臭」いいます。
分類によって、対処法に違いがあります。
生理的口臭であれば、歯と歯の間を掃除できるフロスの習慣をつけたり、唾液がでるように唾液マッサージをしてみたり、洗口液などを使ってみると少し改善するかもしれません。
病的口臭であれば、特に歯周病が原因で口臭が発生している場合は、歯石取りや専門的な歯周病治療が必要になってくる場合があります。
口臭は、自分自身では慣れてしまってわからない場合が多く、周りから指摘されて気づく場合や、周りの人のしぐさから自分に口臭があると思い込んでしまう場合があります。また、気づいても、他人には指摘しづらかったり、繊細な問題ですよね。(‘_’)
さこだ歯科では「オーラルクロマ」という口臭検査キットがあります。これは3つガスの要素(硫化水素・メチルメルカプタン・ジメチルサルファイドガス)を検出する機械で、原因別で濃度がわかります。
ぜひ気になる方は相談してみてください。