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唾液の作用について

2021.09.06

みなさん、唾液がどのような役割を果たしているかご存じですか?

今回は唾液の作用について簡単にお話をさせていただきます。

 

まず、人間の体の中には唾液腺という唾液を分泌する組織があり、主なものとして耳下腺、顎下腺、舌下腺があります。1日に1L~1.5Lの唾液を分泌すると言われています。意外と多いですよね!また、お昼の3時頃が一番多く、就寝中はほとんど分泌されないといわれています。

 

さて、その唾液にはどのような役割があるのでしょうか。

実はとても重要な役割を果たしてくれているんです。

 

まず、唾液には水分が含まれているため、お口の中の食べ残しを洗い流してくれる洗浄作用、咀嚼や嚥下、発音、会話を補助してくれる作用があります。

また、唾液の中には様々な成分が含まれており、消化作用、抗菌作用などもあります。

なかでも注目していただきたいのが抗菌作用と緩衝作用です。

お口の中の細菌の増殖を抑制してくれる成分や、酸やアルカリによるpHの変動を中和してくれる成分が含まれているんです。これにより、虫歯や歯周病の進行を抑制してくれています!

つまり、唾液は私たちにとって欠かせないものなんです。

唾液を多く分泌するためによく噛んで食事をしましょう。

子供のころ「よく噛んで食べなさい。」と言われましたよね?実はこんなところにも理由があったんです!

また、唾液の分泌を促すマッサージもあります!就寝中は唾液の分泌が減ってしまうため、就寝前にマッサージしてみてください。

マッサージの仕方が気になる方はぜひスタッフに声をかけてくださいね!

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三戸瀨 智暉 篤志会キラメキテラス歯科 院長
  • 長崎大学歯学部卒業
  • 長崎大学病院臨床研修医
  • 2019年4月医療法人篤志会さこだ歯科入社
  • 2023年3月医療法人篤志会キラメキテラス歯科院長
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