噛み合わせの種類って?
2023.03.06
皆さんこんにちは!歯科技工士の吉満です。
今回は噛み合わせについてお話しさせていただきます。
噛み合わせが悪いと
・虫歯、歯周病になりやすくなる
・食べ物を上手く噛めない
・上手く発音できない
・頭痛、肩こりになりやすい
など、体への悪影響があります。
噛み合わせが悪い、と一言で言ってもその状態によりいくつかの種類に分けられます。
・上顎前突を(出っ歯)
上顎が前に出ている場合だけでなく、下顎の成長不足や上の歯が前方に傾斜している場合もある。
・下顎前突(受け口、反対咬合)
下顎が前に出でいる状態。
下顎の過成長、上顎の劣成長などの原因がある。
・叢生(八重歯)
歯の並びがデコボコになっている状態。
顎の骨が狭い、歯が大きい場合などによく起こる。
・切端咬合
上下の前歯の先端どうしでの噛み合わせ。
(正常な咬合では、上の歯が下の歯に1〜3mm程度覆っている)
・すきっ歯(正中離開)
歯と歯の間に、隙間がある状態。
・開咬
奥歯をしっかり噛んでいても、前歯が噛み合わず隙間ができている状態。
・交叉咬合
奥歯の噛み合わせがずれている場合と、前歯が数本交差して噛み合わせがずれている場合がある。
・過蓋咬合
うえのはの後ろの歯茎に、下の歯の先端が当たるような状態で噛み合わせているため
下の前歯が上の前歯に隠れてしまっている状態。