嚙み合わせは大事です!
2023.03.30
皆様こんにちは。往診の馬籠です。
まだ朝夕は風が冷たいですが、日中は暖かい日も増えてきています。
卒業・入学シーズンに合わせ桜も満開を迎え、久しぶりに花見を楽しめる環境に幸せを感じている方も多いのではと思います?
今回はかみ合わせについてのお話です。
噛み合わせとは、上下の歯の接触状態のことです。
上下の歯の接触がバランス良く噛み合い、顎関節・筋肉・歯・骨にダメージが及びにくい状態が「噛み合わが良い」状態となります。
噛み合わせが悪い例
≪叢生(そうせい)≫
歯が生えている方向がバラバラで、重なり合ったりしている状態を「叢生(そうせい)」と言います。
歯が生える十分なスペースがないことなどが原因です。
≪空隙歯列(くうげきしれつ)≫
歯の間にすき間ができている、いわゆるすきっ歯のことを「空隙歯列」と言います。
顎の大きさに比べて歯が小さい・歯の本数が不足しているなどが原因で起こります。
≪上顎前突(じょうがくぜんとつ)≫
上顎全体が前方に突き出している状態を「上顎前突」いわゆる「出っ歯」のことです。
≪下顎前突(かがくぜんとつ)≫
受け口や反対咬合とも呼ばれています。下の前歯や下顎全体が前方に突き出ている状態を言います。
≪開咬(かいこう)≫
前歯が噛み合わない、常に前歯の部分が開いてしまう状態、「開咬」・「オープンバイト」とも呼ばれます。
前歯が噛み合わないため、前歯で噛むことができず、奥歯に過度な負担をかけてしまいます。
かみ合わせが悪いと言っても色々な原因や症状がありますので気になる方は是非スタッフに相談して下さいね。