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子どもの口は大人とどう違う?

2023.05.18

みなさんこんにちは、歯科医師の薗田です。

GWはゆっくり過ごすことはできたでしょうか?

僕も少し休み中は外へ出かけたりしてみたのですが、行く先で子ども達が元気に遊んでいるのを見るととても微笑ましくなりました。

今回はそんな子どもの口の中に焦点を当てて話をしていきたいと思います。まずは口の中の歯について考えていきます。

一般的には次のような特徴があります。

①歯の大きさが小さく内側のいくつかある組織の層がそれぞれ薄く、虫歯が到達しやすい。

②酸に対する抵抗力が低い。

③歯の中の神経のある部屋が歯の表面近くまで広がっているため、虫歯が到達しやすい。

以上のことから子どもの歯はよく虫歯になると言われています。

ですから、親御さんは子どもの歯にしっかりと関心を持ち、仕上げ磨きの徹底やおやつの時間の管理をして頂くことが重要になってきます。

また、小児の口の機能(話す、食べるなど)が十分に発達しない口腔発達不全症と呼ばれるものもあります。

これは様々な原因があると言われていますが、早期に発見・改善を図っていくことが重要となります。

親御さんが普段子供をみていても中々気づくことが難しく、定期的な歯科のメインテナンスを受けていただくことでそういった兆候を見つけることが可能になります。

ですから、日頃の家での歯磨きなどに加えて定期的に歯医者さんでみてもらうと良いと思います。

さこだ歯科でも小児歯科専門受付があるので、もし気になることがあれば一度お越しになって子どものお口を一緒にチェックしてみてはいかがでしょうか?

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薗田 賢史 医療法人篤志会 歯科医師
  • 鹿児島大学歯学部卒業
  • 鹿児島大学病院臨床研修医
  • 2021年4月医療法人篤志会入社
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