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子供のお口について

鹿児島中央駅 歯科 / 2022.06.09

みなさんこんにちは。
歯科医師の米丸です。
前回は高齢者歯科のお話をさせて頂きました。

さて今回は、子供のお口についてのお話です。

まず赤ちゃんは生後6ヶ月を過ぎたあたりから乳歯が生えてきます。
個人差はありますが下の前歯から生えてきて、
26ヶ月くらいに全ての乳歯20本が生え揃います。
6歳くらいから生え変わりの時期になり、乳歯の歯並びの1番後ろから大人の歯が生えてきます。
1214歳までにすべて生え変わり、永久歯28本が生えろそいます。
その後
20歳くらいで親知らずが顔を出したり出さなかったりします。
出てきてすぐの歯は、乳歯・永久歯共に虫歯に対しての抵抗が弱いので、
10歳くらいまでは仕上げ磨きをしっかりしてあげる事が大事になってきます。
またそれと一緒で大事になるのがフッ素になります。

フッ素には様々な効果があり、簡単に説明すると歯を修復・強化して虫歯菌の活動を抑え、虫歯になりにくくします。
フッ素塗布を始める時期としては上下の前歯が
4本づつ生えた頃が好ましく、大体1歳半くらいから始めましょう。
ぶくぶくうがいができない時期はフッ素塗布しか選択できませんが、
4歳からはフッ化物洗口(フッ素でのうがい)も選択できるようになります。
できれば大人の歯が生え揃ってからプラス
3年くらい、大体15歳くらいまではフッ素塗布は続ける事が望ましいです。

また子供はお口周りの癖がいくつかありがちで、癖が長続きすると歯並びや顎に悪影響を出すものもあります。
ベロで歯並びを押したり、ベロを噛んだりする癖や、指しゃぶり、唇の噛み締めなどがあります。
癖を見つけたら徐々にやめさせるようにしていきましょう。
精神状態にもよりますのでいきなりやめさせたりするのは良くないですから、徐々に癖を無くして行けたら良いです。

子供のお口についてお話させてもらいました。何か気になる部分がありましたらご連絡頂けたらお話しさせて頂きます。

また次回もお楽しみにお待ちください。

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