子供の歯から大人の歯へ
2024.05.04
皆さんこんにちは!歯科技工士の吉満です。
今回お話しさせていただくのは「小児のお口の特徴について」です。
小児の口腔内は、大人のつくりをそのまま小さくしたものでは無くさまざまな面で違いがあります。機能的に成長発達の途上にあり、段階的に
歯のない時期(無歯期)、乳歯が生え始める時期(乳歯萌出期)、乳歯列が完成する時期(乳歯期)、乳歯と永久歯が混在する時期(混合歯期)、永久歯列が完成する時期(永久歯列期)に分られます。
①無歯期
乳歯の萌出(歯が生える事)が見られない時期
(出生から8〜9ヶ月頃まで)
②乳歯萌出期
乳歯萌出開始から乳歯列が完成するまでの時期
(生後8〜9ヶ月から2歳6ヶ月頃まで)
③乳歯列期
乳歯列(全20本)が完成して、最初の永久歯の萌出が開始するまで
(2歳6ヶ月から6歳頃まで)
④混合歯列期
乳歯と永久歯が交換する時期であり、混在する時期
(6歳から10歳〜12歳頃まで)
⑤永久歯列期
全乳歯の脱落が終わった時期以降
(10〜12歳以降)
鹿児島市中央町 医療法人篤志会 さこだ歯科
歯科技工士 吉満