子供の歯を守ろう!!
2023.05.04
皆さんこんにちは!歯科技工士の吉満です。
今回は子供の歯についてお話しさせていただきます。
乳歯の特徴
・本数→上10本 下10本(計20本)
種類
(A)乳中切歯 |
(B)乳側切歯 |
(C)乳犬歯 |
(D)第一乳臼歯 |
(E)第ニ乳臼歯 |
・大きさ→永久歯より一回り小さい
・色→青白色(永久歯は黄白色)
・歯質 エナメル質→1/2の厚さ
象牙質→1/2の厚さ
(石灰化が進んでいないため酸に弱く、柔らかい)
・歯髄(歯の神経))→歯髄腔(神経が入っている腔所)が広い
乳歯は、エナメル質・象牙質の厚さがうすく歯質も柔らかいため虫歯の進行が早いのが特徴です。
さらに、歯髄腔が広く髄角も発達しているため歯髄炎にまで進行しやすいです。
また歯が虫歯になりやすい時期は乳歯の時だけでなく、永久歯に生え変わってからもあります。
生えてから2、3年の永久歯を「幼若永久歯」と呼び、この時期も虫歯になりやすいため注意が必要です。
小さいころから正しいブラッシング方法や、仕上げ磨きなど歯磨きをする習慣を身につけて行きましょう!