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年の瀬に考える熊問題

2024.12.14

こんにちは,さこだ歯科の衛生士です。

12月に入り今年の振り返りをしなくちゃといった感じなんですが、バタバタした日々と最近まで暑かったので年の瀬感も薄いですね。

今年の振り返りを、と言っても、毎年様々な事を忘れる勢いが凄まじいので、今年の記憶がそんなにないのが現状です。

最近あった事は割と覚えていますが、1番衝撃的だったのは、秋田のスーパーに熊が立てこもって、出てくるまで2〜3日出てこなかった事件です。

私は熊とサメとチンパンジーがこの世で最も恐ろしいと思っているので、自分がよく行くスーパーという建物に熊がいて、それを人間が何もできずに見守るしかない状況を想像して戦慄し、事の次第を見守っていました。

最終的には保護されたようですが、途中経過で「精肉売り場が荒らされてる」という恐ろしい事実を知った時、恐怖を感じたと同時に「やっぱりね!」とも思いました。

熊は雑食でドングリなど木の実をたくさん食べてそのまま冬眠に入りますが、熊も本音を言えばドングリより肉が食べたかったんだな、と。

でなければ、スーパーにはナッツなどの木の実もあったのにお肉を食べるはずありません、本当はナッツ食べてたかもしれませんが。

でも皮も骨もなく食べやすいお肉の味を覚えた熊は不幸かもしれません。

もうドングリをボリボリ噛んだり、獲物を食べるときに骨をガリガリするのだるいな、やっぱりスーパーに行ってあの美味しいお肉が食べたいな。と思うからです。

山の生活にやる気をなくすと同時に柔らかいものしか食べられず、熊の物を噛む力もなくなっていきます。

熊のオーラルフレイルです。

まあ、その熊がオーラルフレイルになるのを心配しなくても、それなりの処分はされると思いますが、人間と熊の共生って難しいですね。と思った次第です。

 

鹿児島市中央町 医療法人篤志会 さこだ歯科
歯科衛生士 藤井

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