放射線は嫌われもの? 大活躍なX線!
2022.10.13
みなさん、こんにちは!
10月になり真夏ほどの紫外線の強さを感じなくなりましたが、紫外線はお肌にとっても大敵と言われていますよね。
そんな紫外線も放射線の一部で、私たちは日常生活を送るうえで日頃から自然界の放射線を浴びていることをご存じでしょうか?
放射線と聞くと体に悪影響を及ぼす存在として知られていると思いますが、
医療の現場ではX線という放射線を利用することで、人体内の骨や目視ではわかりにくい病気を写し出すことのできるレントゲン写真は、なくてはならない存在です。
レントゲン写真といえば健康診断で胸部撮影を受けたことがある方も多いと思いますが、歯科でもレントゲン写真を撮影することで、
目には見えない虫歯や歯周病の進行状況、歯根の状態を知ることができ、とても重要な医療機器の一つとなっております。
私も最初は日常生活でも放射線を浴びていることを知り少し驚きましたが、そもそも放射線とは何でしょうか?
放射線とは、電磁波や各種粒子線の総称であり、電磁波には、電波・超音波・赤外線・可視光線・紫外線・X線・ガンマ線があり、
粒子線には、α線・β線・陽子線・中性子線等があります。
なので日常生活でさまざまな放射線を浴びており、レントゲン撮影の際に用いられる放射線量は微量なので、
年間の放射線量よりもとても少ない量と言われています。
特に歯科では部位が絞られることもありとても微量となっております。
そして最近は色々なものがデジタル化しており、歯科のレントゲン写真もデジタル化しています!
それにより以前より少ない放射線量で撮影可能になっているようです。
みなさんも胸部レントゲン写真だけでなく、歯科健診の際にも歯のレントゲン写真を撮影してもらうことで健康なお口を守っていきましょう!