こんにちは、放射線技師の上村です。

先週から蝉も鳴き始め、夏の訪れを身に沁みて感じるようになりました。

学生さんにとってはこれから夏休みが始まる予兆であり、蝉にとっては一生に一度の出会いの場でもあります。

蝉で思い出したのですが、幼い頃に自転車に乗りながら大口を開けて歌っていたところ、蝉が口に突っ込んできて大暴れされたことがあります。

きっと白魚の踊り食いってこんな感じなんだろうなと思いながら僕も泣きました。

ただ、白魚と違ってとても歯ごたえがあり、味が不味い以外は食育に向いた食材かもなと、今になって思います。

ということで、今回は食育に関してお話しします。かなり強引な話の繋げ方ですが、ほかに思いつきませんでした。

食育とは、

様々な経験を通じて、食に関する知識と食を選択する力を習得し、健全な食生活を実践することができる人間を育てることである。

とWikipediaに書いてあります。

この話は歯科にも深く関わってきます。

噛まない食事を繰り返していると、筋肉や顎の骨の発達不全に繋がります。

それが続くと固いものを食べられなくなり、偏食、唾液量の低下が起こる可能性があります。

唾液が少ないと虫歯や歯周病になりやすくなり、最終的には歯を失うこともあります。

ラーメンや柔らかいステーキは美味しいですよね。

ただ、健康のためにも蝉くらい硬い食材を使った食事も心がけるようにしましょう。

鹿児島市中央町　医療法人篤志会　さこだ歯科
放射線技師　上村