歯が大人になるまで
2022.06.06
皆さんこんにちは!
歯科技工士の吉満です。
今回は乳歯(子供の歯)と永久歯(大人の歯)の特徴についてお話しさせていただきます。
永久歯は親知らずまでいれて上下16本の32本あります。
比べて乳歯は上下10本の合わせて20本で、12本少ないです。
大きさは永久歯に比べて乳歯が一回り小さく、エナメル質と象牙質の暑さも約1/2ほどです。
色は永久歯が黄白色なのに対し、乳歯ら乳白色や青白色と白っぽいのが特徴です。
⚪︎乳歯が生え、永久歯に生え変わるまで
①無歯期:まだ乳歯が生えていない時期(出生から8〜9ヶ月頃まで)
②乳歯萌出期:乳歯が生え始め、全て生え揃い乳歯列が完成するまでの時期(生後8〜9ヶ月から2歳6ヶ月頃まで)
③乳歯列期:乳歯列が完成してから、最初の永久歯が生え始めるまでの時期(2歳6ヶ月から6歳頃まで)
④混合歯列期:乳歯と永久歯が生え変わる時期であり、混在する時期(6歳から10歳〜12歳頃まで)
⑤永久歯列期:乳歯が全て抜け落ちた時期(10〜12歳頃)
乳歯は、虫歯の進行進行も早いのが特徴です。
エナメル質・象牙質の厚さがうすいため、歯の神経まで到達しやすく歯髄炎にまで進行しやすいです。
また、生えてから2・3年の永久歯は「幼若永久歯」と呼ばれ、この時期も虫歯になりやすいので注意が必要です。