歯が痛くなるのは神経があるから!!
2023.10.02
歯科衛生士 往診の砂坂です。
先日の十五夜満月みられましたか?
とてもきれいな月で秋を感じました。日中はまだまだ暑いので体調を崩さないように気をつけたいですね。
皆さんはむし歯になると歯が痛くなるのはなぜか考えたことはありますか?
それは歯にも神経が通っているからです。歯の神経は顎の骨から歯一本一本に枝分かれして歯の中にあります。神経の周りを象牙質やエナメル質などの硬い組織で覆い守ってくれています。しかし、むし歯になるとエナメル質が溶かされ象牙質が見えてきます。象牙質は軽石のように無数の穴があいておりそこから菌が入り神経を刺激して痛みが出てきます。
痛みのピークを超えると痛みがなくなります。それは歯の神経がむし歯菌にやられてしまったという事です。痛みが無くなったから歯医者に行かなくていいのではなく、痛みを感じなくなるほどむし歯が酷い状態なっています。痛みや違和感を感じたらすぐに歯医者を受診してください。
歯の神経をとったのに痛みが出る事もあります。それは、歯自身が痛みを感じているわけではなく歯を支えている骨や歯と骨の間にある薄い膜が感じている痛みとなります。
歯で痛い思いをしたくない方は日頃から定期検診を受け予防しましょう╰(*´︶`*)╯
鹿児島中央町 医療法人篤志会 さこだ歯科
歯科衛生士 砂坂