歯でMBTI性格診断
2024.06.19
こんにちは、さこだ歯科の衛生士です。
最近、MBTI性格類型診断というのが流行っているらしく、韓国ではマッチングアプリでMBTI診断が重要視されて、この診断結果の相性が合わなければそもそも会わないということもあるそうです。
私もMBTI診断をやってみましたが、結果は概ね当たってるような感じもするので、なかなか面白いなーと受け止めました。
私はほぼ毎日人の歯を診ています、歯並びの事も診ているので歯の形とか、その歯独特の特徴なども無意識にでも自分なりに分析しながら診ています。
通常、人の歯は片方7本、上下左右合わせて28本ありますが、7本それぞれに性格があるような気がします。
今回は私が無理やり歯に性格を与えて、自分ならどの歯のタイプか考えてみたいと思います。
今回は歯の形が全て個性バラバラの上の歯で考えていきます。
まずは、真ん中1番目の歯「1番」です。
この歯は完全なフロントマンで1番目立ちたがりです。基本明るく表裏のない性格なので友人も多いタイプです。
ただ、自分の事しか考えないという面もあるので周りの歯からどんなふうに思われているかはわかりませんが、本人はお構いなしです。
次はその隣2番目の歯「2番」です。
この歯はある意味「影」的な存在で、先程の「1番」が日の当たる場所にいるとすれば、この歯はその割を食ってるような感じです。
一見損な役割ですが、この歯が表にきちんと出ないと綺麗な歯並びに見えないし、「2番」が引っ込んでいると「1番」が悪目立ちするので、この「2番」と「1番」は共依存的関係かもしれません。
ただ、この歯はものすごく細い形で生えてきたり、ものすごく内側に生えてきたり卑屈な面もあります。
次は犬歯「3番」です。
この歯は犬歯というだけあって、尖っただ牙のような形をしていて、他のどの歯と形が似ていない唯一無二の存在です。
根っこが長く、丈夫なのでどんなに歯がボロボロになってもこの歯が最後まで残る事が多く、アクション映画で最後まで生き残る主人公のようです。
ただ、歯軋りの時にこの犬歯が咬合の力やら受け止めるケースが多く、苦労の多い歯でもあります。あと、時代によって八重歯がカワイイ、いや,八重歯はダメなど人間のエゴによって翻弄されやすい面もあります。
次は4番目のは「4番」です。
この歯は矯正で1番抜かれる事が多く不遇の存在です。
それがなければ意外と大きな歯で形もチューリップのようで可愛くもあり存在感は大きいです。
ただ隣り合っている横の面がえぐれた形をしておりお手入れしづらく、ないがしろにしていると静かに歯周病を進行させるという、怖い面もあります。
次は5番目の歯「5番」です。
この歯は4番より小さくて、一見奥に生えてるから目立たないように見えますが、この歯の被せものを「奥だからいいか」と保険のきく金属の被せものにすると笑った時に意外とキラリと金属が見えて後悔するという侮れない存在です。
バンドでいうとベースみたいなもんでしょうか、違うか。
ただこの歯はいきなり90度180度回転して生えてきたり、先天的に欠損していたりトリッキーな面もあります。
次は6番目の歯「6番」です。
この歯は6歳の時に永久歯としてデビューし、その後人生80年にわたってその人の噛み合わせを支えるという、苦労人かつ子役上がりのベテラン重鎮国民的俳優のような存在で、この歯を大切にするかどうかでその人の口腔内が決まってしまうと言っても過言ではないです。責任重大です。政治家とか向いてるかもしれません。
ただこの歯はその責任の重大さとデビューの早さゆえ、虫歯になったり詰め物が入ったり、ボロボロになり失ってしまうことも多く、リーダー的存在を失った口腔内は崩壊も早いので早めにインプラントや入れ歯などでその欠損を埋めなければなりません。
最後に7番目の歯「7番」です。
この歯は12歳くらいに最後に生えてくる永久歯です。韓国語で言うところマンネ(末っ子)です。黄金マンネです。
1番奥に生えてくるので歯磨きが届きにくいので生えてから速攻で虫歯にされてしまうかわいそうな存在でもあります。
以上7本の歯の性格診断というか独断と変化を述べてきましたが、最後は7本もこれをやろうとしてしまった事に後悔しています。
自分ならどの歯のタイプだろうと考えましたが、3番かな?と思います。
なぜなら「形がかっこいいから」という全然関係ない理由です。
鹿児島市中央町 医療法人篤志会 さこだ歯科
歯科衛生士 藤井