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歯と歯の間の虫歯

2021.07.05

こんにちは、歯科医師の松井です。今回は歯と歯の間の虫歯の話をさせていただきます。

歯と歯の間の虫歯は他の部分の虫歯と比べて、表面的には見えないことが多く、痛みが出たり、すごくしみたりするまで、気づかないことが多いです。

しかし、歯と歯の間の虫歯の原因となる汚れは、ただ歯ブラシで磨くだけではとることができない場合が多いです。

そのため、虫歯を予防するためには専用の器具を用いて、歯と歯の間を磨く必要があります。

専用の器具には主に下記のようなものがあります。さこだ歯科での治療やメインテナンスでも使っています。

デンタルフロス

歯の清掃を目的とした糸のような器具です。

必要な長さを切り取り、指に巻き付けて、歯と歯の間に入れて、清掃します。

間に入れた後、歯の側面にあてるように動かします。

使い捨てなので、より清潔に使うことができます。

慣れるまでは使うのが少し難しく、苦戦するかもしれません。

出典:DENT.e-floss ライオン歯科材株式会社
(https://www.lion-dent.com/client/products/basic/efloss.htm)

Y字ホルダー付きデンタルフロス

Y字の柄のついたデンタルフロスです。

使用方法は①と同じで歯と歯の間に入れて、歯の側面にあてるように動かします。

柄のついていないものと比べると、手に巻き付けたりする必要がなく、比較的容易に使用できます。

歯ブラシと同じように使用後は洗って、複数回使うことができます。

出典:DENT.EXウルトラフロス ライオン歯科材株式会社
(https://www.lion-dent.com/client/products/basic/ultrafloss.htm)

歯間ブラシ

歯と歯の間の清掃用のブラシです。

歯の頬側、唇側または裏側から歯と歯の間に毛束を入れて動かし、清掃します。

デンタルフロスと比較して、歯と歯の間が広い場合の清掃に向いています。

大きさも様々なものがあり、自分に合った大きさのものを選んで使うことができます。

出典:DENT.EX歯間ブラシ ライオン歯科材株式会社
(https://www.lion-dent.com/client/products/basic/shikanbrush.htm)

いかがでしたでしょうか?
普段、歯ブラシだけで歯磨きをされている方にはぜひ使っていただきたいです。

上記の器具はさこだ歯科でも販売しているので、ご購入をご希望される方はお気軽にお声かけください!

ご自身にあった歯と歯の間の磨き方を見つけて、虫歯にならないように磨いていきましょう!

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