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歯に大事な神経

2023.10.18

こんにちは。診療放射線技師の日浅です。

肌寒い季節になり、体調を崩しやすい時期になりましたが、皆さん風邪などひいてませんか?

冬に近づき、気温が下がりますので、体調に気をつけてお過ごしください🥺

今回は歯の神経についてお話していきます🫡

身体の中には沢山の神経があるのを知っていますか?
例えば視覚や味覚などの感覚神経、運動するために伝達する運動神経、血圧や呼吸などを調整する自律神経など、私たちの身体は沢山の神経が張り巡らせています。

歯の中にも歯髄と呼ばれる神経があります。歯髄は血液や栄養を運んでくれる役割をしていて、歯の白さや強度を保つことができています👍

歯髄は虫歯や衝突などの強い刺激で、失活(神経が死ぬ)してしまうことがあります。失活した歯は栄養が送られなくなってしまうため、歯がもろくなってしまいます、、、、
イメージとして、枯れ木のような状態になり、折れやすいものになります。健康な歯に比べると約
10年ほど寿命が短くなると言われています😔

失活してしまった歯髄をそのままにしておくと、歯が割れてしまったり、根っこの先で炎症を起こしてしまったりして、最悪の場合歯を抜かないといけない可能性が高くなります。
痛みが強く出たり、その他の歯と比べ、歯の色が変わっている場合は、放置せず、しっかりと治療をうけましょう
🙂

歯の神経の治療は、歯髄の中にある虫歯や汚れを取り除き、神経の通っている管を少しずつ大きくして、お薬を入れています!

歯髄の通っている管は0.3ミリ程の太さのため、とても繊細なものになります。そのため、数回に分けて治療を行う必要があります😞
また目で見ることが困難なため、症状を確認しながら進めていく必要があります。また、根っこの先まで洗浄したり、お薬を詰めることが難しく、再度痛みが出ることが多い治療になります、、、

当院では歯科用顕微鏡(マイクロスコープ)を用いて治療を行う精密根管治療(マイクロエンド)もしています✨️
顕微鏡を用いることで、根っこの先まで洗浄し、最終的なお薬を入りやすくすることが出来る精度の高い治療になります🥳

噛んだ時などに痛みがある際はお気軽にご相談ください☺️

鹿児島市中央町 医療法人篤志会 さこだ歯科
診療放射線技師 日浅

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