歯のレントゲン何がわかる?
2022.10.04
みなさんこんにちは。
歯科衛生士の河野です。
歯医者さん行ったことあるほとんどの方は、一度はレントゲン撮影をした事あると思います。
何気なく”レントゲン”という言葉を使いますが、実は歯科用のレントゲンには2種類あるのをご存知でしたでしょうか?
口全体を映し出すレントゲンが「パノラマ」、部分的に映し出すものを「デンタルレントゲン」と言います。
パノラマは初診時に全体の状況を素早く把握するのに便利ですし、デンタルレントゲンは歯を拡大してみるのに便利な撮影方法です。
パノラマでわかるものは
- 虫歯の有無
- 歯周病の進行
- 親知らずの有無
- 先天欠如、過剰歯の有無
- 顎関節の状態
- 顎骨内の病変
- 根の先の炎症有無
デンタルでわかるもの
- 虫歯の進行状態
- 歯周病の進行状態
- 骨吸収状態、根分岐部病変
- 根治中の薬が詰まっているか確認
過去の治療歴も把握することができます。
これまでどのような病気を患い、どのような歯科治療を受けてきたのか、1枚の画像にからわかります。
パノラマレントゲンは、定期的に撮影しておくことで記録を残すことにつながるります。