歯の神経について
2023.10.19
こんにちは!放射線技師の迫です
虫歯の治療をするときに、「神経を抜く」という言葉を聞いたことがありますか?
歯の神経とは「歯髄」のことを言います。
歯髄は神経組織と血管で構成されていて主な役割は脳に噛む感覚や痛みを伝達、血管から歯に栄養などを供給しています。
虫歯の治療などで歯髄を失ってしまうと、歯は脆くなってしまいます。
歯髄がなくなってしまうと、栄養の供給がなくなり、食いしばりや硬いものを噛んでしまったときに歯髄がある歯と比べると歯が折れやすく、割れやすくなってしまいます。
根管治療をした歯を失うリスクは前歯だと1.8倍、奥歯は7.4倍になるそうです。
また、一度根管治療を行っても再度根管治療が必要になる場合があります。
歯髄は歯の内側のとても小さい空間なので肉眼での確認が難しくなることがあります。
当院には保険診療での根管治療のほかに自費治療のマイクロスコープを用いた根管治療も行っています。
肉眼では判別できない小さなものでもマイクロスコープを用いることで、詳細に観察することができます。
何か気になることがありましたらいつでもご相談してください!
鹿児島市中央町 医療法人篤志会 さこだ歯科 ケアクリニック
診療放射線技師 迫