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歯の神経について

2024.10.10

こんにちは! 放射線技師の迫です。

今回は歯の神経についてお話をさせてください。

 

一般的に歯の神経は「歯髄」のことを指しています。

歯髄は神経組織と血管で構成されていて、神経組織が噛む感覚や痛みを脳に伝え、血管を通して栄養や水分を供給しています。

 

なので、神経がなくなると、歯に栄養や水分が供給されなくなり、枯れた木のようにもろくなってしまうのです。

さらに痛みの感覚がなくなるので、歯のトラブルにも気づきにくくなります。

 

強い食いしばりや外からの衝撃、硬いものを噛んだ時に健康な歯と比べて、神経がない歯は割れやすく折れやすくなります。

 

また、汚染物の除去が不十分だったり、再び虫歯に罹患したりすると状況によっては再度根管治療が必要になることもあります。

 

マイクロスコープ(歯科用拡大鏡)を使用し、細かく複雑な形をしている根管を拡大視しながら治療を行う方法もあります。

拡大しながら治療を行えるので、汚染物質を目でとらえながら取り除くことができるので、再発リスクの低減につながります。

 

歯の神経を抜かずにすむように日々のお手入れ、歯科医院での定期的なメンテナンスを心がけましょう!

なにか気になることがあればいつでもご相談ください。

 

鹿児島市中央町 医療法人篤志会 さこだ歯科ケアクリニック
診療放射線技師 迫

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