歯の神経を守るために❤️🩹
2023.10.10
こんにちは☀️
歯科医師の武田です。
暑い夏が終わり秋の涼しさを感じる季節となりましたね🍂
今日は歯髄(しずい)ついてお話しします🦷
歯髄とは、いわゆる歯の神経のことで、歯の根の中に細長く存在しています。
むし歯が歯髄まで進行した状態を歯髄炎といい、炎症が治らない場合は歯髄を取り除く必要があります。
歯髄には歯への刺激を脳に伝える神経や、歯へ栄養を運ぶ血管が含まれています。そのため、歯髄を取ると熱い冷たいといった感覚はなくなりしみたりはなくなりますが、歯が脆く弱くなってしまいます。
何もしていなくてもズキズキ痛みがある場合はむし歯がこの歯髄まで広がっている可能性が高いです。
一度歯髄を取る治療をした後でも、また根の中で感染を起こして炎症が骨まで進行して根尖性歯周炎と呼ばれる状態になることもあります。
定期的に歯医者さんでお手入れをしていれば、むし歯も初期に見つかることも多いです。初期では歯髄を残せることがほとんどです。
ぜひ歯医者さんで検診を受けて定期的にお手入れに通い、むし歯は早いうちに治療しましょう❤️🩹
鹿児島市中央町 医療法人篤志会 さこだ歯科
歯科医師 武田