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歯の誘導。YouはDoする?

2025.12.24

 皆さん、こんにちは。今年も毎年恒例の流行語大賞が発表されましたね!

 ネットやSNSで流行った言葉も強いですが、やはり政治経済関連の言葉も強いですね。

 さて、そんな我々市民を導く政治経済ですが、実はお口の中にも「導かれる者」たちがあります。

 歯科矯正治療はマウスピースやワイヤーなどの装置を用いて歯を「導いている」といえます。

歯科矯正治療の目的はもちろん歯並びをきれいにすることでありますが、歯並びを変えることで適正な噛み合わせを形成したり、

歯みがきなどのセルフケアをしやすいお口の環境を形成することも目的にしています。

 歯科矯正治療で歯が動く、導かれる原理について簡単ではありますが、お話しいたします。

 歯の根(歯根)は顎の骨の中に埋まっていますが、歯根と骨の間には「歯根膜」という線維や血管、細胞などが充満した薄い層が存在します。

歯科矯正治療で歯に力が作用すると、歯根を介して歯根膜と骨が「押される箇所」と逆に「引っ張られる箇所」が存在するようになります。

押される箇所では骨が吸収されますが、引っ張られる箇所では逆に骨が形成されていきます。これらの作用により歯が動いていきます。

 もちろん想定した通りに歯が動くとは限りませんので、途中経過のチェックや計画の見直しは大事になります。

 しかしながら、歯たちはきっとこう思っているでしょう…

「動いて動いて動いて動いて動いてまいります。」と。

鹿児島市中央町 医療法人篤志会 さこだ歯科
歯科医師 児玉

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児玉 和剛 寿洋会四元歯科 歯科医師
鹿児島大学歯学部卒業 鹿児島大学臨床研修医 2016年10月医療法人さこだ歯科臨床研修医 2017年4月医療法人さこだ歯科入社 2019年8月医療法人寿洋会四元歯科入社
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