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歯医者で写真を撮るのはなぜか?

2022.12.27

皆さん、こんにちは。
クリスマスが近づいてきておりますが、皆さんはイルミネーションやクリスマスツリーの写真を撮影されることがあるでしょうか。

さて今回は、歯科診療における写真撮影についてお話しさせていただきたく思います。

レントゲンは歯や歯を支える骨などの診察のために撮影するのが主な目的であるのに対して、

歯科の写真はお口の状態などの「記録」や「時間経過に伴う変化の比較」のために撮影するのが主な目的です。

 

いくつか具体的にご紹介しますと

・むし歯治療や歯科矯正治療などの治療前後のお口の状態の比較

・経過観察している初期のむし歯の状態変化の比較

・歯肉や粘膜といった軟組織の状態(色調や形態など)の記録

などです。

ここまでは口腔「内」の写真についてですが、それ以外にも入れ歯の写真を撮影することもあります。

 

その主な目的は

・入れ歯の清掃状態の記録

・入れ歯の破折などの損傷状態の記録

・入れ歯を新しく作り直す際の設計の参考にするため

などです。

 

このように目的に応じて、歯科診療では様々な被写体に対してやタイミングで写真を撮影しております。

これからのシーズン、皆さんも写真を撮影する機会も多くなるのではないかと思いますが、「記録」や「記憶」に残るよいお写真をお撮りください!

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児玉 和剛 寿洋会四元歯科 歯科医師
  • 鹿児島大学歯学部卒業
  • 鹿児島大学臨床研修医
  • 2016年10月医療法人さこだ歯科臨床研修医
  • 2017年4月医療法人さこだ歯科入社
  • 2019年8月医療法人寿洋会四元歯科入社
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