歯医者に検査をしにいこう!
2022.11.03
こんにちは、歯科技工士の有村です。
今回は歯科の検査について話していきたいと思います。
まず初めに検査とは何かということです。
検査とは通常の検診で行う虫歯チェックやクリーニングに加え、歯並び、噛み合わせ、細菌チェック、唾液検査、レントゲン撮影など様々な方法でお口の中の状態を調べることです。
この検査の結果をもとに、患者様ひとりひとりに必要な治療を行います。
なぜ検査を行うかと言うと、この検査を定期的に受けることで歯周病の予防や、虫歯の早期発見など口腔内を清潔に保ち、口臭の原因を減らすことができるからです。
この検査はどのくらいの頻度で受けるのかと言うと、基本3から6ヶ月に一回くらいです。
この検査のなかには歯周病の検査のために、プローブという針を用いて歯周ポケットの深さを測る検査があります。
歯肉が腫れているとポケットの深さが深くなり歯肉炎になっていると考えられます。
この場合はまだ軽症で歯石などの除去を行い、ブラッシングをすることで治ります。
しかし歯肉炎が悪化してしまうと、歯を支える骨にまで腫れが広がってしまいます。
骨に腫れが広がることで骨を失ってしまうこともあります。この状態を歯周炎と言います。
このように検査ではいろいろなことを知ることができます。
歯医者に通って歯の病気の早期発見や予防に努めましょう!