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歯医者の麻酔について!

2024.09.10

皆さんこんにちは!歯科技工士の吉満です。

今回お話しさせていただくのは「麻酔」についてです。

〈歯科医院で主に使用する麻酔〉

・表面麻酔

 →麻酔薬を歯茎(歯肉)に塗り、表面の感覚を麻痺させる。注射器の針を刺す際の痛みを和らげるために用いられる。

・浸潤麻酔

 →痛みを取り除きたい歯の周囲の、歯肉に注射して行う。

・伝達麻酔

 →粘膜に届いている神経の末端よりも、奥の部分(神経幹)に麻酔を効かせて、神経の感覚を麻痺させる。

  麻酔が効きにくい場所や、浸潤麻酔より広い範囲に麻酔を効かせたい場合に用いられる。

(浸潤麻酔より、持続時間が長い)

・笑気麻酔

 →亜酸化水素(N2O)と医療用酸素の混合気体を使って行う。(歯科では、30%以下の低濃度笑気と、70〜80%の高濃度酸素を混ぜて使用)

  意識を保ったまま、痛みを感じにくくしリラックスした状態で治療を行うことができる。

(注射器を使用しない)

鹿児島市中央町 医療法人篤志会 さこだ歯科
歯科技工士 吉満

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