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歯周病と全身疾患について

2024.11.20

みなさん、こんにちは

診療放射線技師の井手上です。

今回は歯周病と全身疾患との関わりについて書いていこうと思います。

 

歯周病は、歯を支える組織が炎症を起こす病気であり、進行すると歯を支える骨が下がってしまい歯の喪失に至ることもあります。

近年、歯周病が口腔内の問題にとどまらず、全身の健康に大きな影響を与えることが明らかになってきました。

歯周病の炎症は血流を通じて全身に影響を及ぼし、糖尿病や心血管疾患、脳梗塞などのリスクを高めるとされています。

特に、歯周病の炎症性物質が血液中に入り込むことで、血管内の炎症が引き起こされ、動脈硬化が進行しやすくなると考えられています。

また、糖尿病患者は免疫力が低下しているため、歯周病が悪化しやすいことが知られており、歯周病と糖尿病は互いに悪影響を及ぼし合う関係にあります。

 

このように、歯周病の予防や治療は全身の健康維持にもつながるため、日頃の口腔ケアが重要とされています。

 

鹿児島市中央町 医療法人篤志会 さこだ歯科
診療放射線技師 井手上

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