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歯周病と全身疾患の関係性

2025.05.05

こんにちは、歯科医の窪薗です。
今回は歯周病と全身疾患の関係性についてお話をさせていただきます。

歯周病は、単に口腔内の問題だけでなく、全身の健康にも影響を与える可能性があります。歯周病菌が口腔内に残っていることで、細菌が全身にめぐり、心臓病、糖尿病、誤嚥性肺炎、早産など、様々な全身疾患を引き起こすリスクが上がります。
歯周病菌が血管をめぐることで、動脈硬化の原因にもなり脳卒中に繋がることもあります。また
妊娠をされている方などはホルモンバランスの兼ね合いで歯周病菌の活動が活発になり、放置をしてしまうと胎児への影響も出てしまいます。
周産期の時期に歯科検診は非常に大事です。また年齢を重ねると飲みこみの力が衰えてきます。誤って気管に唾液などが入ってしまうこともあり、歯周病が進んでいると肺炎のリスクも上がります。歯周病治療は単にお口の中や歯を守るだけでなく、全身の健康につながっています。

皆さんの健康のお手伝いを是非、歯科からもさせていただければと思います。
スタッフ一同お待ちしております。

鹿児島市中央町 医療法人篤志会 さこだ歯科
歯科医師 窪薗

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窪薗 遥 篤志会さこだ歯科 副理事長/院長
  • 鹿児島大学歯学部卒業
  • 鹿児島大学病院臨床研修医
  • 2017年4月医療法人篤志会さこだ歯科入社
  • 2021年4月医療法人篤志会さこだ歯科 副理事長
  • 2023年4月医療法人篤志会さこだ歯科 院長
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