歯周病予防意識してみませんか?
2021.08.23
こんにちは!歯科衛生士の大迫です!
『歯周病』このワードを皆さん聞いたことがあると思います。
成人の80%がかかっていると言われています。
歯周病は初期、中期は症状はありません。
細菌感染によって引き起こる炎症性の疾患です。
ブラッシング時に出血があったり、歯茎(歯肉)が赤くなって腫れていたりしませんか?
これは歯茎(歯肉)から炎症があるとのサインです。
このサインを見逃さないでほしいです。
この症状を放置してしまうと歯を支えている骨(歯槽骨)が溶けてきて歯に動揺が出てきたり、膿が出たりしてきて歯が自然脱落したり抜歯をしないといけなくなる可能性がでてきます。
歯垢(プラーク)1㎜には10億の細菌が存在すると言われています。
歯垢(プラーク)とは生きている細菌の塊なのです。
また、歯垢(プラーク)を放置すると歯石となります。
これは歯ブラシで取ることは不可能です。
歯石になるとそこに細菌が住み着き、歯周病を進行させる毒素を出していきます。
口臭の原因にもなります。
歯周病予防、早期発見、早期治療に必要なのはセルフケアとプロフェッショナルケアです。
セルフケアは毎日自分で行うものになります。
歯ブラシ、フロス、歯間ブラシはもちろんのことですが、プラスで洗口液も使ってみませんか?
ここでお勧めなのはコンクールFです。
クロルヘキシジンと歯周病菌の殺菌効果に強い成分が含まれています。
また、虫歯予防にも効果があるのでとてもオススメです!
お水に数でき垂らし1日2〜3回うがいしていただく希釈性のものになります。
当医院でも治療の前にコンクールFでうがいしていただいています。
また、ジェルコートFというジェル状の歯磨剤も置いています。
これも虫歯予防と歯周病予防に効果のある成分が配合されています。
ジェルタイプなので電動歯ブラシを使用している方にも使っていただけます。
この2種類は私も使っています!!!
お口の中の細菌は風邪やインフルエンザなどの菌が体に入り込むサポートをしています。
その為、お口の中を清潔に保つことはとても大事となります。
歯周病って怖いなって思った方もいると思います。
歯茎(歯肉)は素直なので炎症があったら歯茎から出血してきたり、歯茎が赤くなったりサインを出してくれます。
歯磨きが行き届いていたり、フロスをしっかり通して頂いたり、プロフェッショナルケアを行うことで引き締まってきて改善もみられます。
日頃の歯磨きのときに鏡を見て、歯茎(歯肉)もぜひ観察してみて下さい!