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歯周病検査の方法とは?

歯周病検査 / 鹿児島,歯医者,歯周病,歯肉炎,歯周炎,さこだ歯科 / 2021.08.27

突然ですが、自分のお口は歯周病だと思いますか??
この記事を見ている皆さんは、お口のことに興味がお有りでしょうから、もしかしたら、「自分は毎日歯磨き頑張ってるし、歯周病にはなってない!」と思ってるのでしょうか。

成人の80%が歯周病と言う言葉を耳にしたことがありますか?よく言われる文句だと思います。
この80%に含まれるのは歯石の沈着を認めるもの、検査時の出血があるもの、歯周ポケットが4~6ミリ以上あるもののことを言います。

歯周病と言っても、軽度の状態と重度の状態の歯周病と幅広くあります。

歯石は付いてるけど歯茎から出血しないから歯周病?いいえ、そんなことはありません。
歯磨きときだけ歯茎から出血はするけど、歯茎腫れてる感じはないし、歯周病じゃないか、いいえ、そんなことはありません。
歯茎痛くないから、歯周病じゃないよね、いいえ。そんなことはありません。

歯周病は痛みがないうちから進行します。
皆さんも、もしかしたら歯周病かもしれません。

軽度から重度まで幅広いですが、どの段階から歯周病だから治さなきゃっと危機感をもつのは人によって個人差はありますが、、、軽度からしっかり改善させて、それを維持して予防につなげることはすごく大事なことです。

さて、皆さん、自分が歯周病なのか、歯周病じゃないか気になりませんか?

ここでは、歯医者でやってる歯周病の検査の方法をお話ししていきます。

まずは歯と歯茎の境目にある歯周ポケットと言われる溝の深さを測っていきます。
いわゆる、チクチクする検査です。
これは歯と歯茎の境目から、歯を支えている骨までの距離を調べます。深くなると汚れが付着しやすくなります。
この検査数値は、1~3ミリのポケットであれば
健康な状態です。

その次に、深さを測り終えた歯茎をみて、出血があるところ、無いところをチェックします。
健康な3ミリ以下でも出血している歯茎は、健康な歯茎と比べてそこの歯茎に細菌が集まってる可能性があります。細菌が付着していると、血液の中に細菌が入らないように血液が集まってくるので、出血しやすくなります。

次に歯の揺れ具合をみてみます。
横揺れするのか、縦揺れするのか、歯が沈んだりするのかどうか0~3段階で評価します。
0だと健康な数値です。

最後に磨き残しです。
歯のほっぺた側、舌側、歯と歯の間についてる磨き残しを調べます。
歯茎が腫れる(歯周ポケットができる)一番の原因としては、この、磨き残しがあるということです。普段の歯磨きが行き届いているかどうか、確認します。

歯周病は自然治癒しません。
歯医者で歯石取りをすることと、普段の歯磨きが正しく行えているのか、プロの目線から評価し、アドバイスをもらってください。

歯周病は、ご自身の行動次第で改善することが可能なのです。
みなさんもこの機会に歯周病検査、してみませんか?さこだ歯科でお待ちしてます。

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