歯科衛生士の砂坂です。

朝晩少しずつ涼しくなってきましたが体調には充分ご注意下さい。

今回はなぜ歯磨きが必要なのか。

皆さんはこう聞かれてどのように答えますか？？

むし歯や歯周病にならない為と答える方も多いのではないでしょうか…

その理由は大きく３つあります。

①『細菌』の増殖を抑える

口の中には数千億個の菌がいると言われています。不潔と思われがちな健康な成人の便１gあたりでも300億〜1000億個です。比べると口の中の方がはるかに多いです。では歯磨きをしないとその数はどのように変化するでしょう…全く歯を磨かない人では6千億〜1兆程度まで増えると言われています。

全ての菌が悪いというわけではありませんが、『細菌』が増えることでむし歯や歯周病のリスクが高まり全身への影響も懸念されます。

②プラークは歯ブラシでこすらないと落ちない

ドラッグストアなどでは消毒成分の入ったうがい薬や洗口液が売られていますが、プラーク（細菌の塊）はバイオフィルという膜で覆われています。プラークを落とすには物理的に擦って落とします。

③歯の黄ばみ汚れは不潔な印象を与える

近年は年齢や性別関係なく、ホワイトニングを希望される方々も多くいらっしゃいます。白い歯は爽やかな印象を与えます。しかし、黄ばみ汚れがついている歯ではどうでしょう。きっと不潔な印象になるのではないでしょうか…

社会生活においては、人に与える印象は出来るだけ良くありたいですね。そのためにも歯を磨くという行為はとても重要だと思います。

正しい歯磨きや歯ブラシ、歯磨き粉の選び方など知りたい方はさこだ歯科までお越しください。お待ちしております。