歯科でのアレルギー
2023.08.30
みなさん、こんにちは。
診療放射線技師の井手上です。
今回は歯科での金属アレルギーなどについてお話ししていこうと思います。
そもそも金属アレルギーとは、特定の金属に対して免疫系が異常な反応を示す状態です。
主な原因は、皮膚と接触することで引き起こされる接触性皮膚炎です。一般的な金属アレルギーの原因としては、ニッケルやクロムなどがあります。
これらの金属はアクセサリーや時計、眼鏡フレーム、歯の詰め物、ピアスなど多くの日常品に含まれています。
皮膚がこれらの金属と接触すると、かゆみ、発疹、赤み、腫れなどの症状が現れることがあります。
金属アレルギーの診断は、皮膚テストや血液検査によって行われます。対策としては、アレルギーを引き起こす金属を避けることが主要です。
例えば、金属フリーのアクセサリーや歯科材料を選ぶことでアレルギー症状を軽減できる場合があります。
金属アレルギーの症状が続く場合は、医師と相談して適切な対処法を検討することが重要です。
鹿児島市中央町 医療法人篤志会 さこだ歯科
放射線技師 井手上