歯科で撮る写真?
2022.10.27
みなさんこんにちは、歯科医師の薗田です。
今回は多くの方が経験したことがあるであろう、レントゲン写真について話していきたいと思います!
まず、なぜレントゲン写真を撮らなければいけないのでしょうか?
それは目で見ただけではわからない部分(骨の中に埋まっている根っこの部分など)の状態を把握するという目的があります。
レントゲン写真を見ることで表面的には虫歯のないところでも、実は中で広がっている虫歯や根の先に膿が溜まっていることがわかったりするので、
診断を正確に行うために非常に有用です。
レントゲン写真にはいくつか種類があり、
①顔全体を撮影するパノラマ
②一部分を詳しく撮影するデンタル
③顎の関節の状態がわかる顎関節レントゲン
④3次元的な情報がわかるCT
などがあり、用途に合わせて撮影を行います。
例えばパノラマ写真で全体的な歯の虫歯の有無、欠損状態の確認などをして、
さらに虫歯がどの程度進んでいるか、詳しい情報を得るためにデンタル写真の撮影を行うことなどあります。
患者様1人1人に合わせて私たちは出来るだけ様々な情報媒体を利用してわかりやすく説明していけるようにしています。
もしもわからないことがあればいつでも質問して頂けたらと思います!