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歯科の麻酔

2024.09.14

みなさん、こんにちは
診療放射線技師の井手上です。

今回は歯科で使われる麻酔について書いていこうと思います。

歯科の麻酔は、痛みを抑えるために行われる重要な処置です。
主に局所麻酔が使用され、治療部位周辺に麻酔薬を注射することで、一時的に痛みを感じなくします。
局所麻酔は一般的な虫歯治療や抜歯などで用いられ、安全性が高く、効果が数時間持続します。
麻酔薬にはリドカインなどが使われ、必要に応じてアドレナリンを添加し、血流を制限することで効果を持続させます。

一方、重度の恐怖心や長時間の治療が必要な場合は、鎮静法(静脈内鎮静法や笑気ガス)も併用されることがあります。
全身麻酔は非常に稀で、主に小児や特定の疾患を持つ患者に適用されます。
麻酔後は一時的にしびれや違和感が残ることがありますが、通常数時間以内に解消します。
歯科麻酔は高い安全性があり、副作用は稀ですが、アレルギー反応や血圧低下などが起こる可能性もあるため、事前に医師に健康状態を詳しく伝えることが重要です。

鹿児島市中央町 医療法人篤志会 さこだ歯科
診療放射線技師 井手上

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