歯髄って?
2023.10.25
こんにちは、歯科医師の渋谷です。
気づけば朝晩はだいぶ涼しくなってきて、すっかり秋になりましたね!
朝はなかなか布団が離してくれず、後ろ髪をひかれながら出勤しています😌
僕は出身が長崎なのですが、この時期はよく友達や先輩と釣りに行っていました🎣
長崎では秋といえば、太刀魚やイカのシーズンです(僕がよく狙っていただけです)!
鹿児島に来てからは全く釣りをしていないのですが、この時期は何が釣れるのでしょう?
石山先生と今度釣りに行こうという話をしているので、いい釣り場と狙い目の魚種があれば教えてください😆
さて、今回のテーマは歯の中の神経についてです。
まず、みなさん歯の中に神経や血管が入っていることをご存知でしょうか?
冷たいものがしみたり神経の治療をした方ならご存知かもしれません。
歯はお口の中に見える部分だけでいうと外側からエナメル質、象牙質、歯髄と呼ばれる構造物の層でできています。
そのうち1番内側の歯髄に歯の神経と血管が入っています。
その神経まで虫歯が達してしまった場合、ズキズキと痛みが出たり、放っておくと根っこの先の骨が溶けて膿が溜まってしまいます。
歯髄は一度感染してしまうと自分でその菌を倒すことができません。なので、感染してしまったら歯髄をとる治療が必要になります。
具体的には感染してしまった歯髄を除去し、歯髄があったお部屋にいる菌を綺麗にし、菌がまた入ってこないように緊密にお部屋を閉じてあげるという治療を行います。
この菌を綺麗にする過程で回数がかかってしまうことが多いです。一度で終わることはほとんどありません。また、神経を触るわけですから治療中は痛みが出やすく、麻酔を併用することがほとんどです。
歯を残すために必要な治療ですが、虫歯を早期発見しその前段階で治療をすることができればこのような処置はせずに回数も痛みも減らすことができます。
そのためにも歯医者にお手入れに通っていただき、定期的なチェックを受けていただくことが重要になります。
もし虫歯かな?と思ったり、そのほかにもお口のことで気になることがあればお気軽にご相談ください。
鹿児島市中央町 医療法人篤志会 さこだ歯科
歯科医師 渋谷