こんにちは！
さこだ歯科往診部の松原ですヽ(´∇`)ノ

歳を重ねるごとに身体の状態が変化していきますよね。お口の状態も同じで、年齢とともに変化していきます。
では、高齢になるとお口の状態はどうなるでしょうか？？

高齢者のお口の特徴としてまず、加齢に伴う唾液分泌の減少です。唾液は口内を潤し、細菌の繁殖を抑える役割を果たしていますが、高齢者になるとその分泌が減少し、口腔内が乾燥してしまうことがあります。これにより、口臭や虫歯、歯周病のリスクが高まります。

次に、歯周病の進行も問題です。歯周病は歯肉や歯槽骨の炎症を引き起こし、歯の支えを弱めることがあります。これにより、歯の喪失や全身の健康に悪影響を及ぼす可能性があります。

そして、歯の喪失や義歯の使用も特徴的です。高齢者は歯の損失が進みやすく、損失部分が多くなると上手く噛めなくなります。また、義歯は適切にフィットしていないと痛みや口内炎を引き起こすことがあります。これが食事の摂取や栄養バランスに影響を及ぼすことがあります。

最後に、口腔機能の低下です。食べること、飲み込むことに必要な筋力が衰えることによって、食事摂取に影響を及ぼしたり、食べ物が気管に入りやすくなり誤嚥性肺炎の危険性もあります。

定期的な検診を受けることで、これらの問題を早期に発見し、適切な対策を講じることができます。口腔ケアを怠らず、健康な口腔状態を維持出来るように頑張っていきましょう！

鹿児島市中央町　医療法人篤志会 さこだ歯科
往診　松原