皆さんこんにちは、歯科医師の湯田です。皆さんは「河梁之別」という言葉をご存知ですか？「かりょうのわかれ」と読み、意味は、「送別や親しい人を送るときの別れがたい気持ちのこと」をいいます。

3月は卒業や転勤、就職など別れのシーズンになります。歯医者は春休みなどで少し患者さんが増えてくるシーズンにもなります。定期検診で来られる方でも虫歯になっている方はいらっしゃいます。

なので、今回は虫歯の予防法について書いていこうと思います。

まず虫歯にならないために必要なことは歯磨きとフッ素になります。

歯磨きとは一概に言っていますが、歯ブラシで磨くことはもちろん、フロスや歯間ブラシでの歯と歯の間も磨くことが大事です。歯並びによってはタフトブラシ（一本ブラシ）を用いて歯垢をとることが重要です。

汚れを取った歯に大事なのがフッ素になります。大人の方であれば、歯磨き粉は高濃度フッ素の歯磨き粉を使って欲しいです。また、フロスや歯間ブラシを通す際は歯磨き粉が残ったままで行なって、歯間にフッ素が届くよう意識して下さい。またうがいをし過ぎるとフッ素が流れるので極力少ない回数でうがいして欲しいです。

皆さんも歯磨きとフッ素を意識して、虫歯とお別れして頂いたら嬉しいです。

鹿児島中央町　医療法人篤志会 さこだ歯科
歯科医師　湯田