治療回数を減らすには⁉
2024.02.01
歯科衛生士の砂坂です。
先日河津桜のニュースを聞きました。早く暖かくなるといいな。と思いました。寒暖の差が激しく、空気が乾燥しているため風邪などの感染症には十分気をつけてお過ごし下さい。
2月はむし歯の治療についてです。
むし歯治療と聞いて皆さんはどのようなものを想像されますか??
むし歯の治療といってもむし歯の進行度合いにより変わってきます。
むし歯治療は回数がかかる、少しずつしか進まない。という声をきく事もあります。回数がかかる理由はなんでしょうか??
保険適応の治療についてお話していきます。
初期、中度むし歯
歯の表面(エナメル質、象牙質)のみむし歯になっている。
このようなむし歯であれば麻酔をしむし歯を削り取り、なくなってしまった部分に白いプラスチックの材料をつめてかためる治療となります。
歯の神経が生きているので、麻酔をして痛みを感じないようにします。
重度むし歯
むし歯が神経まで広がっている状態です。痛いので麻酔をし、むし歯を取り除いていきます。そして、炎症を起こしている神経を薬を使って少しずつ消毒し、炎症や痛みを取り除いていきます。
この治療はお薬を入れて2.3日置いて薬を交換してを数回繰り返します。そのため回数がかかります。そして、かなり大きく歯を削りますので詰物ではなく、被せものを作っていきます。
さらにむし歯が進んでしまうと…
歯を残ず抜歯となってしまいます。
むし歯が大きいと治療の回数、通院期間が長くなってきてしまいます。
定期的に通院し状態確認して頂くことが大切になります。
鹿児島市中央町 医療法人篤志会 さこだ歯科
歯科衛生士 砂坂