Blog

無意識でも気になる「くいしばり」

2023.02.22

皆さん、こんにちは。

今回はいわゆる「くいしばり」や「歯ぎしり」についてお話しさせていただきたいと思います。

まずお伝えしたいことは、歯の周りには歯を支える骨や歯と骨をつなぐ靭帯などの構造がありますが、その構造は健康な状態であっても過度な力が加わると傷害が生じてしまいます。

過度な力として、

・くいしばり(強く噛みしめること)

・歯ぎしり(上下の歯を強く擦り合わせること)

・上下の歯を細かくカチカチさせながら噛むこと

・噛んだ時に異常な力を発生させる噛み合わせ

が挙げられます。

くいしばりや歯ぎしりなどは、睡眠時などの無意識な状態でも発生します。

また、ご経験のある方もいらっしゃるかもしれませんが、くいしばりなどは顎の関節の痛みの原因になります。

咀嚼などの下顎の動きには、複数の筋肉や関節の働きが関与しています。そのため、くいしばりなどの過度な力が加わると筋肉や関節などの負担となってしまいます。

ここまでお話しさせていただきましたが、一口に「くいしばり」「歯ぎしり」と言っても、その影響は様々です。

お口に関する不安やお困り事がございましたら、ぜひ歯医者さんでご相談ください!

author avatar
児玉 和剛 寿洋会四元歯科 歯科医師
  • 鹿児島大学歯学部卒業
  • 鹿児島大学臨床研修医
  • 2016年10月医療法人さこだ歯科臨床研修医
  • 2017年4月医療法人さこだ歯科入社
  • 2019年8月医療法人寿洋会四元歯科入社
RELATED

関連記事

スタッフブログ記事一覧