痛みがなくても虫歯!?
2024.01.15
みなさん、こんにちは!
歯科医師の三戸瀬です。
2024年がスタートしました。今年もよろしくお願いします。
年明け早々に能登半島地震や羽田空港での事故など驚きのニュースが飛び込んできましたね。九州でも数年前に熊本周辺が震災に見舞われました。
いつ震災が起こってもおかしくない状況ですのでできる準備はしておきましょう。
さて、今回のテーマは虫歯です。
以前も虫歯予防、早期発見について少し書かせていただきました。
今回は虫歯の進行についてです。
まず、虫歯になりやすい部位は歯と歯の間や歯と歯茎の境目、噛み合わせの面の溝などがあります。これらには歯ブラシの毛先が当たりにくく、磨き残しが多くなりやすい部位ということが共通します。
磨き残しが多い部位では虫歯菌の栄養源が多くなり、活動性が高まります。
すると虫歯菌が歯の天敵である酸を多く産生し、歯の表面が弱っていきます。
この時点では全く痛みがありません。
この状況を放置してしまうと気づかないうちに虫歯が進行してしまうのです。
やはり、
・虫歯になる前に予防をする
・虫歯になってしまっても早期に治療を行う
がとても大切になってきます。
“歯が痛くなってから歯医者に行く”では遅いかもしれません。
最近、歯医者に行けていない方はぜひ検診に行きましょう。
鹿児島市高麗町 医療法人篤志会 キラメキテラス歯科
歯科医師 三戸瀨智暉