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目では見えないところを写します?

2022.10.11

皆さんこんにちは?診療放射線技師の日浅です!

今回は私達、放射線技師の歯医者さんでのお仕事についてお話していきます?

レントゲンは放射線という物質を使って、目には見えない体の中を見ることが出来る検査になります。

放射線って体に悪いのでは?と思われる方もいると思いますが、歯医者さんで用いられる検査での放射線の量は、

自然界にある自然放射線と呼ばれる放射線量とさほど変わりがありません。ですので、安心して検査を受けていただけます。

 

当院で行っている放射線を用いる検査の紹介を致します?

1.パノラマ撮影:お口の中の全体的な状況や歯を支えている骨の状況を見ることが出来る検査

2.デンタル撮影:部分的なレントゲンの写真で、被せ物が外れた時やお痛みがある際によく用いられる検査

3.CT撮影:歯の断面を色々な角度から見ることができ、インプラントや親知らずの抜歯の際に用いられる検査

4.セファロ撮影:正式名称は「側頭部X線規格写真」とよばれ、世界共通の規格写真になります。矯正治療の際に同年代と比較することが出来る検査

5.顎関節撮影:顎のお痛みなどの際に用いられ、顎のすり減りや左右のバランスを見ることが出来る検査

☆患者様のお悩みに合わせて検査をすることが出来ます?‍♀️

 

次にデンタル撮影やパノラマ撮影の見方について紹介していきます?

1.白:顎や歯を支えてくれている骨など、分厚かったり、硬かったりするものは白く写ります。

2.黒:虫歯や舌、空気など、薄かったり柔らかかったりするものは黒く写ってきます。

※虫歯は歯を食べながら大きくなります、、、なので穴が空いていくため、黒く写ってきます。

☆☆基本的にはこのように白と黒で区別ができるのですが、歯の中で虫歯菌が悪さをしてしまい、歯の根っこの先に膿が溜まってしまうケースもあります。

この場合は白でもなく黒でもない間の色になります。(ネズミ色より薄い色)

パノラマ撮影やデンタル撮影で区別が難しい場合にCT撮影を行い、より詳しく見ることが可能になります。

 

このように放射線を用いる検査では、目では見えない範囲を見ることが出来る大切な検査になります?

当院には放射線技師が4人在籍しています。検査などで不安なことがあればぜひご相談ください☺️

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