目には目を歯には歯をの経済事情
2025.11.13
こんにちは、さこだ歯科の衛生士です。
今回は冒頭から自慢話で恐縮なのですが私は目が良いのです。
視力2.0街道をまっしぐらに突き進み、なんなら今でも1.5は余裕であります。
健康診断で測る限界が1.5なので「1.5!すごいですね!」と検査員の方に言われても「ほんとは2.0かも知れないのに!!」と自分の実力がもっとすごいかも知れないのに、それを知らしめる手段がない事に歯噛みする思いです。
が、しかし、年齢には抗えず年相応に目のピント機能を調整する筋肉が衰える、いわゆるひとつの「老眼」に数年前からなっています。近い所を見るのがが苦手になってしまいました。
狭い口の中を見たり、細かい作業をしないといけないので老眼鏡と今は言わずリーディンググラスを作るのは全く抵抗は無かったのですが、今まで目が良かったので眼鏡を作ると言う経験をした事がなく、眼鏡屋に行って何を言えばいいのか?すらわからない状態でした。
周りのメガネの人にどうやったらいいか?を聞いて、初めてのお使いよろしくきちんと眼鏡を買う事ができました。
眼鏡ってすごい。本当によく見える。
一本作るとちょっと欲が出て、仕事用の軽いフレームの眼鏡を作ろうかしらなんて感じでもう一本お値段がかわいくない眼鏡を作り、不自由なく仕事に使っていました。
が、つい先日お値段が可愛くない方の眼鏡のフレームがペキっと折れたのです。
眼鏡を使う習慣がない私は雑に扱ってたかもしれません。
予備の眼鏡もあるんですが、どうも合わないし頭が痛くなるので、フレームを買い換えに行きました。
店員さんによるとお値段が可愛くないフレームだったので,お値段が可愛くないフレームじゃないとレンズが合わないとの事で、私はまた可愛くないお値段を支払う事になりました。
予想外の出費です。
「目が悪いとお金かかるなあ」
と素朴すぎる感想を持ちました。
でも目が悪い人に言わせたら
「そんなもんこっちは下手したら10代からメガネやコンタクトで毎月お金かかってるのに、メガネの一本や2本でガタガタ言うな、片腹痛いわ!」と言われるかも知れません。
その通りです。
コンタクトしてる人の「ハード?ソフト?」とか「私はワンデイ」などの会話をフランス語でも聞くかのように何言ってるかわからずボサーッとしてましたが、彼ら彼女たちは確実に毎月目にお金をかけていたのです。
「目と歯は良い方がいい」
これは私の父方のおばの名言ですが、目と歯が生まれつき良いと、かかるお金が違うという深い意味があります。
歯も当然そうです。
歯が目よりも恐ろしいのは、虫歯,歯周病は治療にお金がかかるのはもちろん、メタボリックドミノの最初のピースと言われています。
メタボリックドミノとは??
肥満、高血圧、高コレステロール・高血糖などになった状態をメタボリックシンドロームと言いますが、虫歯や歯周病になる事で最初のピースが倒れ、そのあとバタバタと記述したような生活習慣病が現れるという状態です。
当然このような生活習慣病が現れたら、通院したりお薬をもらったり、時間もお金も浪費します。
眼科の先生が「目の耐用年数は50年」と言っているのを見たのですが「それなら歯もそんな感じです!一緒ですね!」と思いました。
思うに人間の身体の耐用年数は50年なのではないのか??
それを食べ物が豊富にあったり、医療の発達で延命できているのでは?と思います。
そうなると私は来年には土に還らないと行けなくなりますが、自分、まだまだ行けます!ということで、もう少し楽しく生きていたいなと思います。
美しいものを見て感動し、美味しい物を食べて、誰かと話したりするのは楽しく生きるためには必須です。
そのためにも目を大事にして、お口は日々のお手入れと歯医者でのメンテナンスで最低限の出費で他にお金を回しましょう。
鹿児島市中央町 医療法人篤志会 さこだ歯科
歯科衛生士 藤井