皆さん、こんにちは。
歯科技工士の木場迫です。

今回は歯列矯正について、私が体験したことをお伝えしたいと思います。
歯列矯正とは、ガタガタになっている歯並びを専用の器具を使って審美的、機能的に良い歯並びにすることです。
ワイヤーを歯の前側につける『ラビアル矯正』と、裏側につける『リンガル矯正』、透明のマウスピースをつける『インビザライン』があります。

ワイヤー矯正のメリットは、インビザラインに比べて歯が綺麗に並び終わるまでが早いことですが、
欠点は急に歯を広げている状態なので痛みがかなり伴う恐れがあります。
それに比べてインビザラインは痛みが少ないことがメリットです。
デメリットは、ワイヤー矯正に比べて徐々に歯を動かすため、矯正期間が長いことです。

私はそのうちのラビアル矯正をしていました。ラビアル矯正にした理由は早く並び終えたかったからです。
初めてワイヤーを着けた時は異物感があり、数時間後には神経痛のような痛みが生じましたが、徐々に時間が経つにつれ、異物感はなくなりました。
痛みは個人差がありますが、毎月ワイヤー交換を行う必要があり、少し時間が経った後はかなり痛みました。
綺麗に並べるために歯を動かす距離が長いからです。
しかし最終的に、だんだん綺麗に並んでいくと歯を動かす距離も短くなるので痛みはでなくなりました。
ラビアル矯正は綺麗に並んでいくのが実感しやすく、インビザラインよりも早く終わるため、最後まで諦めずに終えることができました。
以前の歯並びよりも歯に物が詰まったり、歯磨きがしずらかったりすることがないため、虫歯の予防にも繋がっています。

私の体験談でしたが少しでも参考になれば幸いです。
もし、自分にあった矯正の方法が分からない方やもっと知りたい、気になった方も相談から始められるのでお近くのスタッフにお声かけください。