笑気麻酔って??
2023.09.19
皆さんこんにちは!歯科技工士の吉満です。
今回お話しさせていただくのは、「麻酔」についてです。
歯科で使われる麻酔といえば、口の中に注射する局部麻酔だけのように思いますが、他にも「笑気麻酔」というのものもあります。
笑気麻酔とは、全身麻酔のように意識を失うことはなく、意識を保ったままリラックス状態で治療を行うことが出来るものです。
⚪︎笑気麻酔
亜酸化窒素と医療用酸素の混合気体使って行う麻酔方法(歯科治療では30%以下の低濃度笑気と70〜80%の高濃度酸素を混ぜて使用する)
麻酔が効いている状態は、個人差があり感じ方は様々ですが、体が温かくなる、フワフワする、音が遠く聞こえる、ほろ酔いのような感じになるなどがあります。
[行えない人]
・年齢が2歳以下
・中耳炎などの中耳疾患の方
・気胸などの呼吸疾患の方
笑気麻酔は、毒性がなく血中からの排出が早いため治療後の回復が早いのが特徴です。
そのため、小さなお子様やお年寄りの方
さらに、局部麻酔のように針を使用しないため注射が苦手な方でも安心して行うことが出来ます。
鹿児島市中央町 医療法人篤志会 さこだ歯科
歯科技工士 吉満