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第2の永久歯となりうる、“インプラント”という選択

2021.10.01

歯科でいうインプラント治療とは、人工の歯根を顎の骨に固定し、その上に人工の歯を作り、嚙み合わせや見た目の機能を回復させる治療法です。
1本の歯を失ったケースから、多数の歯を失ってしまったケースまで、幅広い症例に対応でき、さこだ歯科でも多くの患者さんの機能回復の手段として選択して頂いています。

インプラント治療を選択するにあたって、手術に対する怖さや、術後の痛みの程度も気になるところだと思います。
実際、インプラント治療を受けて頂いた患者さんの感想としては、『緊張していたけど、手術中に寝てしまった』、とか、

『痛みを全く感じなかった』とおっしゃる方が多く、手術後も『その日の夜は痛みがあって痛み止めを飲んだけど次の日は大丈夫』とおっしゃる患者さんがほとんどです。

ただ、痛みの感じ方は患者さんそれぞれで、顎の骨の状況によっては『痛みが強かった』とおっしゃる方も中にはいらっしゃいます。

どうしても手術に対する恐怖心が拭えない患者さんには、静脈内鎮静法(セデーション)を併用することで不安や緊張を感じることなくインプラント治療を受けて頂くことも可能です。
この方法は全身麻酔とは違って、意識がなくならない程度に中枢神経系の働きを抑制することで、眠っているような状態になり、意識を消失することなく恐怖心や不安のないリラックスした状態で治療を受けて頂けます。

インプラントのメリットとしては、よく噛めて、残っているご自身の歯に余計な負担をかけないこと、それによりお口全体の健康が長く保たれることだと考えています。
インプラント治療がすべてではありませんが、失ってしまった歯や、抜歯すべき歯がある場合には、長期的予後の良い治療として、優先順位の高い選択肢となりうるでしょう。

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