義歯の重要性
2022.02.16
義歯(入れ歯)について、まず思い浮かぶ役割は「失った歯の代わりに取り付けて食べることを助けるもの」ではないしょうか?
おじいちゃん、おばあちゃんのイメージがあるかもしれません。
1本歯がないだけで不自由は感じにくいと思いますが、1本歯がないだけでバランスを崩し、見た目や噛み合わせが変わってしまうとなると高齢の方だけに関するものではないと察して頂けるでしょうか?
歯がない状態を放っておくと、抜けた歯を補おうと隣や上下の歯が傾いたり伸び出てしまいます。
本来の歯の位置が保てなくなり、一部分に噛む力が集中し歯の寿命が短くなってしまうことや顎関節の痛みが出たり、発音が悪くなってしまうこと。
肩こりや頭痛、様々に起こる悪影響を知ると、もしかしたら、今不調のこの原因はこれかもしれないと改善策が見つかるかもしれません。
一気に歯を失うことはあまりないので、入れ歯を装着することに抵抗がある方もいらっしゃると思います。
ですが、歯のバランスが崩れてからでは治療や入れ歯の作製が難しくなるので、部分的な小さな入れ歯から装着に慣れて頂き、
数年後に後悔がないように気にかけて頂ければと思います。